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2020年 08月 23日
今週も結局何もできなくて、自分でも驚く。今週出来たことと言えば、外出一回で買い物とついでに求人誌をもらってきたことくらい。ただただ時間がいたずらに過ぎていく焦りよりも、もう諦めの気持ちが大きくなる。ああ、もうただ死を待つだけの生活でも良いんじゃないかって。このまま引きこもりつづけて、もう社会復帰なんて諦める。無駄なあがきを止める。そう考えると、コロナ騒動は良いきっかけだったのかもしれない。 でも、ただ一人、仕事もしないで生きることは、怖いな。仕事をしないで昼間からプラプラしているおじさん。僕が子供のころに近所にそんなおじさんがいたら不気味に思っただろうな。哀れに思ったろうな。そういう人にはなりたくない、そう思ったろうな。そして今、そういう存在に自分がなるのだと思うと、なんというか、どうしてこんな惨めな人生になってしまったのか。過去のいろいろな出来事を振り返る。良い思い出って何かあっただろうか?僕の人生で助けてくれる人が一人でもいただろうか?一人の顔も思い浮かばない。いや、たぶんいたんだろうな。でもそれ以上に嫌な奴が多すぎたんだな。なんでだろう?なんで僕の周りにいた人間は僕を傷つけるか、無関心な人しかいなかったんだろう?きっとそういう変な奴を呼び寄せ、普通の人を遠ざけてしまう何かが僕にはあるんだろうな。 買い物の道の途中に野球場があって、その道を通りかかるとフェンスいかぶりついて熱心に草野球をみてるおじさんたちがいて、なんか可愛いと思ってしまった。野球に興味のない僕からすれば何がそんな面白いのかな?って思うけど、この炎天下におじさんたちはじっと熱心に野球をしてる少年たちに見入ってる。きっとおじさんたちは昔は野球少年だったんだろうなぁ。自分が若くて元気だった頃の少年の日々を重ね合わせて見てるのかな。少年だったおじさんたちもいまや年老いて、あのグラウンドにはもう二度と戻れないんだと思うと、切ないな。プロでもない子供のアマチュア野球を、フェンス越しからでも野球が見たいと思う心は少年みたいで可愛らしいけど、切ないな。歳を取って自分では野球ができなくなって、それでも野球が好きなのを止められない気持ちが切ないな。求めても得られない思いは、年上のお兄ちゃんたちの遊びの仲間に入れてもらえずにそれでも必死で後をついていく健気な小さな子供みたいでいじらしくて泣けてくるな。人間が若くて輝ける時期なんて一瞬で過ぎて、誰もがあっというまに年老いていくのは切ない。いまグラウンドを元気に走り回ってる少年たちもやがて締め出されてフェンスの外からそれを眺めるしかないおじさんになってくんだな。ああ人生は切なくてわびしくて悲しい。
by ununteimei
| 2020-08-23 23:37
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Comments(2)
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by
トウコ
at 2020-08-26 21:27
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こんばんは。トウコです。
ununteimeiさんの漠然とした不安な気持ち、わかるような気がします。 仕事は辞めたいなーと思うことがしょっちゅうだけど、たまの連休には、必ず夕暮れ時に言葉に出来ない不安感が湧き上がります。何をするでもなく、しなければならないこともなく、だから不安な気持ちを紛らわすことが出来なくて、、、 職場にいると、自尊心が崩れ去ったり、問題が勃発してメンタルが削られたりするけれど、不安感を紛らわすことは出来るのかな、、、どっちもどっちで、満ち足りた時がないってことなのかもしれませんね。 私は親族全員亡くなってしまい、天涯孤独な人は老いたらどうしたらいいのか意見を読んでみたくて、いろいろなブログを探す中、ununteimeiさんに辿り着きました。 ununteimeiさんはお兄様がいらっしゃるし、違う点もあるけれど、似ているところもあるように思います。 孤独は怖いのに、人見知りというか、、、私は気の合う人が本当に少なくて。友達!と言えるのは2人だけ。2人とも家庭がある人達だから、寂しいからと依存しないように気をつけています。 ununteimeiさんのブログを拝見すると、孤独と真摯に向き合っていらして、力が出るように思えます。
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by
ununteimei at 2020-09-01 23:06
トウコさん。仕事は人生の軸というか、やっぱり人間として生きるのに欠かせないのかもしれないです。自分も暇すぎて苦痛で、何でもいいから仕事したいと思ったりもするのですが、たぶん仕事したら辞めたくなって、仕事を辞めたら仕事したくなってないものねだりのループになるのかもしれないですね。
自分も兄弟とは今年はほとんどコンタクトをとっておらず、お盆にお墓参りのお誘いもなくって、また少しづつ兄弟とも疎遠になってるかなぁと寂しく思います。自分も最近は孤独が重くのしかかってきます。このまま社会から孤立して生きていったら10年後20年後いったいどんな人生になってしまうんだろう?想像もつかなくて怖くなります。
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